博物館を活用した英国の防災教育
週末のある日、ロンドンの宿舎から歩いて数分のサウスケンジントンにある自然史博物館をぶらりと訪ねてみました。恐竜のコレクションを始め7千万点の展示物を誇る圧倒的な重量感のある博物館です。進化論で有名なダーウィンの収集物の展示もある博物館です。
週末のある日、ロンドンの宿舎から歩いて数分のサウスケンジントンにある自然史博物館をぶらりと訪ねてみました。恐竜のコレクションを始め7千万点の展示物を誇る圧倒的な重量感のある博物館です。進化論で有名なダーウィンの収集物の展示もある博物館です。
イギリスに着いて初めての週末。宿舎への入居はまだ先でもあり、時間をもてあまし気味のところ、同じ職場の村瀬徹さんから、ロンドン近郊へのドライブのお誘いがあり、それではということで水害に見舞われているオックスフォードへの災害状況視察に出かけてみることにしました。
7月22日の土曜日は、日帰りで金沢市での結婚式に出席してきました。私が役所の採用担当であったときの採用により入省した平成9年度16名の幹部候補生の一人が入省後10年目にして漸く結婚したおめでたい席で、乾杯の発声をさせていただきました。
有楽町の宝くじ売り場の近くで、地下鉄銀座線の入り口のすぐ脇に人知れず佇むモニュメントがあります。目を凝らしてみると、「不意の地震に不断の用意」という草書体の題字とともに、槍を持った勇者の銅像です。擦れた刻印を読むと、関東大震災から10年経って、全国から寄付を集めモニュメントを建てたと書いてあります。その後の10周年ごとの記念行事は行われたのかどうか分かりませんが、一昨年は関東大震災80周年でした。
スマトラ沖の地震では、インドでも多数の津波による犠牲者を出していますが、インド南部タミルナド州チェンナイの同様な漁村で、多くの人が亡くなったところと犠牲者がなかったところがの明暗が分かれたことが報道されています(朝日12/31)。
スマトラ沖地震では、津波による犠牲者が夥しい数に上っておりますが、津波被害は、実は日本の経験が世界的に有名です。TSUNAMIという言葉もそれが世界の共通語にもなっているのです。
平成15年の11月に陸中海岸の宮古市、田老町を尋ねる機会がありました。
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