英国の公的支出の地域間格差議論
英国では最近、英国内のスコットランドとイングランドの公的支出の差異が大きすぎるのではないかとの議論が喧しくなっています。
8月末に英国で開催された国際財政学会に地方財政審議会の伊東弘文会長がご参加になられ、そのついでにロンドンの私どもの事務所にお寄りになられました。当方から伊東会長に英国の最近の地方行財政の課題をご説明申し上げましたが、せっかくの機会なので、伊東会長に、ご専門のドイツ財政調整制度の歴史などについて事務所でご講演を賜りました。
2月25日の日曜に所得税の確定申告書を書き上げ、目黒税務署に提出に行きました。そうしたら、休日なのに開庁で、税務相談が行われていました。結果としてこのことが私にとってはとてもお得な機会となりました。
全国知事会議徳島県会議(7月13日)の折に総務省の香山充弘次官が、三位一体改革の最近の動きに関してコンパクトでメリハリの効いたお話をされました。エッセンスは、三位一体改革で、トータルとしての収入増減を出来るだけ平準化しようという姿勢を示したことです。東京都に関しては、三位一体改革で収入増減が生じない試算を明らかにしました。
6月24日、金曜日の夕方、財政学者、経済学者の皆様との定期的勉強会がありました。中井英雄近畿大学教授の発表を伺い、討論しましたが、ホットな義務教育費の財源の在り方の議論も出ました。
私どもの年代のものにとって、老いた両親のことは非常に気がかりです。田舎に親を残して、都会で生活の本拠を築いているのが自らの現実です。そして、最後は親の面倒を地域社会に依存しなくてはいけない現実を見るにつけ、親を「預かって」いただいている地域社会に感謝申し上げないといけないなあと思っています。
以前、米国政治に関する本を読んでいて「Starving the beast」(野獣を飢えさせるもの)という戦略、アイデアが米国にあったということを知りました。レーガン政権の予算責任者デービッド・ストックマンによって名付けられたこのアイデアは、
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