急速にネットワーク化される防災教育の実践
2月17日と18日の両日、品川区の建築会館ホールで、定例の防災教育チャレンジプランのワークショップが開催されました。
このブログで何度か「防災教育チャレンジプラン」(http://www.bosai-study.net/top.html)のことを取りあげていますが、10月21日の土曜日、品川区田町の建築会館で、本年度のチャレンジプラン採択団体の中間発表会が行われ、午前中から夕方まで、防災教育への取り組みの現状にじっくりと耳を傾けてきました。
2月18日の土曜日の1日、午前11時から午後7時まで、田町の建築会館ホールで、子供向け防災教育実践団体の1年間の活動の成果発表会と翌年度の選定団体の決意表明を聞いてきました。
自主防災組織の活動は、停滞気味と言われる地域がある一方で、阪神・淡路大震災以降、着実に組織率は向上し、地域によっては非常に活発な活動を行っているところも少なくありません。
阪神大震災の10周年が近づいていますが、昨年1月17日のNHKスペシャルで「地域防災力が命を救う」との番組がありました。「我が意を得たり」の内容でした。スマトラ沖の巨大地震で多くの方が亡くなり、情報の伝達や被災者への物資の供給体制など様々な課題が指摘されていますが、我が国の地域防災の経験をアジアの地域にも伝えていくことが必要だと思われます。特に、自主防災組織の経験は重要です。以下に、その番組の内容をご紹介します。
東京大学文学部助教授で日本史(特に明治期の機械工業史)を専攻している鈴木淳氏が、「関東大震災」という新刊本を出版されました。氏は、個人的興味から、「町火消たちの近代」(吉川弘文館)という本を出版し、その中で江戸期からの消防の歴史を書かれていますが、併せて、歴史的文書を調査する中で、災害時のボランティア活動にも造詣が深い方です。
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