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July 14, 2008

ウェールズの「海岸遺産」を巡る

いよいよい帰国がいよいよ押し迫った7月12日の週末に、昨年伴にPenyfanに登った仲間と南ウェールズの海岸線を巡るウオ―キングに出かけました。昨年からの約束だったのです。

山の次には海岸線を案内したいとの、Peter Wills氏、Charlotte Evans氏ご夫妻の意気に感じ入ったのです。お二人は、夫妻でウェールズのJETのOB会の幹部を引き受けてくれています。

今回はウェールズの首都カーディフを少し西に行ったVale of Glamorganというウェールズのユニタリー自治体が誇るGlamorgan Heritage Coastを巡るハイキングでした。この海岸線沿いのハイキングコースはAberthawから Porthcawlまでの14マイルのコースですが、今回はこのうちLlantwit Majorの海岸から8マイルほどの距離を歩きました。13キロほどの距離でしょうか。 対岸にはイングランドのコンウォールの半島が間近に見えます。

今年は少し風が強いようで、この日も西からの海風に煽られましたが、その風は涼しく、かいた汗を直ぐに乾かしてくれました。時折にわか雨が降るようなこともありましたが、概ね良好で、私の帰国を惜しみながらもその前途を祝ってくれているかのような天候でした。

今回のハイキングの参加者は18名を数えました。CharlotteさんがJETの仲間に幅広く声を掛けてくれたのと、カーディフ大学で外国人に英語を教えている彼女が日本からの留学生にも声をかけてくれたからです。大勢の参加者は風光明媚で荒々しい海岸線をひたすら歩きました。背中に6か月の男の子をしょったJETOBの男性は、奥さんが休暇でスペインに旅行中なのだそうで、子守りを兼ねて参加してくれました。嬉しい参加者でした。

私にとっては、英国に一年の滞在期間中、各都市の訪問に加え、このような自然散策の機会を沢山得ることができたのは幸運でした。短期間の滞在ではもとより、長期の滞在でもなかなか得られない体験です。ひたすら歩いていると普段見過ごしがちなことを発見することも随分とあります。この地域の海岸線が波と風による浸食で随分と後退していることもはっきりと目にうつりました。崖が海に向かって随分と崩れているのです。以前海岸線の道路を付け替えているところも目につきました。Rimg1680
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それよりも何よりも、ハイキングの途中で、様々な人と歩きながらいろんなことを話す機会があるということは得難いことです。Peterさんに私の後任の所長のことを紹介し、先日のJET送り出しの挨拶で、JETラグの話をしたら受けた、とのエピソードも紹介すると、それはこちらでは「cheesy joke」と言うのですよ、と教えてくれました。日本語で言うと駄洒落のような感じのようです。JETプログラムの将来がどうなるのか、ということも心配の様子でした。私からは、世界に誇る国際理解プログラムは今後とも続けなければならないと申し上げましたが、心底そう思います。

日本から戻って10年以上たっても、こうして日本のことに関心を持ち、交流を継続したいと考えている人は沢山いるのです。私の後任者にも、こうした人たちとの日々の接触を大事にしてほしいとお願いしておきました。草の根の親日家をたくさん育てているJET事業の将来の発展を期待しながらウェールズを後にしました。


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Tracked on July 14, 2008 at 04:07 PM

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