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August 05, 2007

英国の口蹄疫の発生とそのコントロール

日本でどの程度報道されているか分かりませんが、英国では、この週末から、口蹄疫(foot-and-mouth disease)の発生が大きく報道され、ブラウン首相がスコットランドの休暇先から急遽ロンドンに戻り、緊急対応を指示するなど対策に躍起になっています。

口蹄疫とは蹄が2つに割れた動物(偶蹄類)である牛、豚、山羊、羊などが感染する伝染力の強いウイルス性伝染病であり、口と蹄に水疱が形成され、それが破れて傷口を作ります。乳牛や母豚には乳房にも水疱を作るとのことです。口と蹄に水疱により、動物はその痛みでものを食べられず、歩行も出来ず、体力を消耗し死に至ります。畜産業界では最も恐れられている病気の一つであり、口蹄疫の発生している国の肉や加工品の輸入、持ち込みは一切禁止されてるのだそうです。ただ人には感染することはないとのことです。

英国では2001年に口蹄疫の大発生があり、そのときの政府の対応の遅れが大きな政治問題になったのだそうです。ロンドンでテレビを見ていると、牛を大量に焼却する姿など当時の病気蔓延時の画像が繰り返し放映され、過去の轍を踏まないというのが発足真近のブラウン政権の強い意思のようです。「全てはコントロールの元に置かれている」という新聞の見出しは国民に安心感を持たせるのに成功しています。

政権発足以降、テロ、水害、口蹄疫と立て続けに危機管理の出来栄えを試されている政権ですが、今のところスピーディーな対応であるという評価が一般的のようです。日本の国の危機管理も多少は英国の対応から学ぶべき点があるように思われます。

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Tracked on August 06, 2007 at 10:38 AM

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