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August 24, 2007

遭遇したBT、ロイズの「事務的」ミス

英国赴任後ちょうど1ヶ月が経過しました。あっという間でしたが、最初はもの珍しかった英国の風景もすっかり目に定着し、東京の中目黒にいるのと少しも違わない雰囲気になってきました。人間の慣れというか適用能力というものはたいしたものです。

東京の生活と違うといえば、食事、洗濯、掃除、ゴミ出し、料金振込みなど身の回りのことを自分でしなければならないことです。

そうこうする中で、やっと自宅で電話とインターネットが稼動したと思った矢先、BTというこちらの電話会社から符番された電話番号が、本来私に符番されるはずの電話番号と異なることが、BTの通知に掲載されていた番号と実際使用できている番号との食い違いに関する私の疑問から判明し、現在、符番のやり直しで一悶着です。

業者を信頼してはいけないとの考え方が、こちらでは原則のようです。日本のように、緻密な寄木細工のような世界はこちらにはありません。電話番号も、BTからの通知の番号と、実際の番号名異なることを相手に問い合わせた結果、そのようなはずはないということになり、BTから委託業者が始動したということです。

とは言え、私は昼間は自宅におりません。本日の夜もロンドンの日系某紙のデスクとの懇談を終えて自宅に帰ると、業者の「訪問記録」が郵便受けにありました。

「アポくらい取って来いよ」、と言いたくなりましたが、業者は一応対応したが顧客が不在だったというアリバイ作りをしているようにも思えます。アウトソーシングの業績作りは、こういう対応を生むのかもしれません。

電話番号を符番し違えるなどということは、恐らく日本ではあり得ませんが、こちらでは結構あるのでしょうか。知らずにそのまま間違い番号を使っていたらどうなっていたのでしょうか。想像するだけで楽しくなります。

失礼なことに、符番違いが判明したとたん、BT側はこちらに何の連絡もなく、電話が不通にしてくれました。まったくけしからん話です。

こういうトラブルを英語で解決するのは大変です。幸い事務所の英国人の女性が、適切な支援をしてくれて、何とか大きなトラブルにならずにすんでいますが、とにかく立ち上がりは大変です。

実は、トラブルはこれだけではありません。ロイズ銀行を通じ、家主に家賃を即日振り込みの手法を使い振り込んだはずなのに、一週間たっても振り込まれませんでした。私のロイズ銀行の残高が減っていないので不審に思って問い合わせてやっと振り込み手続きが未了であることに気がつきました。振り込み手数料を5000円も払ったのに、です。

この件は、結局、銀行側の内部手続きのミスが原因であることが判明しましたが、私としては銀行側に厳重抗議を行い、手数料は当然のように無料にすること、併せて、ロイズ銀行から家主に対し謝罪の公式文書を出すこと、そしてその文書を私のほうにもCCで送るように要請しました。

銀行側は、それを受け入れていますが、よくよく考えるとロイズ銀行にしてもBTにしても英国を代表する大企業です。立て続けに基本的な事務的ミスを連発するということは、決して偶然ではないように思われます。

好景気に沸く英国の足元は果たして大丈夫なのか、シティの超高給取りはいいでしょうが、一般の勤労者の士気は上がっているのか、英国赴任1ヶ月にして遭遇した複数事案をきっかけに、考えさせられます。

いずれにしても、問題があれば早めにきちんと言っていくことが必要なようです。合理的でさえあれば、相手は対応します。まだ短期間の英国滞在の微かな体験ですが、身の回りの生活でも少しづつ「鍛えられて」います。

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