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August 05, 2007

家主のご主人がBiburyにお住まいの貴族院議員

英国赴任後10日が経過し、漸くテムズ川に近いチェルシー地区の 宿舎に移転することが出来ました。事務所の方にもお手伝いを頂きながら、簡単な単身の引越しが8月2に無事終了しました。

家具や調度品などの基本的な設備は備え付けられており、本当に身の回りのものだけを持ち込んだ形です。

結婚以来始めての単身生活の本格的な始まりです。妻が梱包してくれた荷物を解くと、妻が男では気のつかないいろいろなところに気を遣ってくれていることが良く分かります。そう思った瞬間、なんとなくジーンとこみあげるものがありました。

しかし、これからは炊事・洗濯・掃除を全て自分でこなさなくてはなりません。目の前が少しくらくらになります。今日も電子万歩計の電池が切れそうになったので、リチウム電池を調達にキングスロードのコンビニに行きました。何処に置いてあるのか良く分からずに、うろうろと探しました。このようなところにも意外にエネルギーを消耗します。私も電池切れにならないようにしないといけません。

ところで、家主のPilar Brennanさんは、私の職場の英人職員が見込んだとおり、やはりペインのご出身なのだそうです。ご本人の弁によると、英国に嫁いでこられ、ロンドンのほかにGloucestershire県のBiburyにも屋敷をお持ちとのことです。彼女のご主人は労働党の貴族院議員をなさっておられ、4人の息子さんのうち2人は弁護士なのだそうです。職場の同僚に聞くと、確かに一代貴族に叙せられ法律家出身のBrennan議員が貴族院議員でおられるとのこと。法曹界の重鎮とのことでした。

更に、Biburyは、Pilarさんに依れば、ウィリアム・モリスが、「イングランドで最も美しい村」と称えたところなのだそうです。後で調べてみると、確かにBiburyはイングランドでも屈指の美しさを誇るCotswoldsのなかでも特に名の知られた地区のようです。写真で見ると清涼な水が特に目を引きますが、思わず安曇野市の湧水を連想してしまいました。

その後Pilarさんから電話があり、1921年に昭和天皇が皇太子時代の若き日にBiburyを訪問され、やはりその美しさを讃え、それが新聞でも報道されたことから、彼の地を訪れる日本人が増えたという話をしてくれました。Biburyの話題に天皇陛下までもが登場なさったのには驚きましたが、特に、英国の人が、80年以上も前のことを覚えているのには驚嘆します。やはり英国は歴史を重んじる国です。

英国では従来任命制であった貴族院の改革議論があります。その改革議論に関して、家主のご主人からBiburyでじっくりお話を伺える機会が得られれば最高です。

ロンドンで、家だけでなく、良い家主にも巡り合えたようです。ロンドン生活は幸先好調です。

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