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August 05, 2007

「1日2キロは歩きましょう」運動

ロンドンに生活し始めて誰もが感じることとして、何故か自家用車の数が少なく、二階建ての赤いバスが大変多いこと、そして歩いている人が結構多いこと、があげられるではないかと思います。

前者は今の大ロンドン市の市長が始めた混雑税(コンジェスチョン・チャージ)という仕組みに原因があることは明白なようですが、それにしても歩行者の多さには本当に驚かされます。

地下鉄の爆破以来地下鉄に対する不安感が市民を歩かせているといった見方をする人がこちらにいますが、そもそも当局が市民に積極的に歩いてもらうために政策誘導をしている側面もあります。当地の無料新聞であるMETROTRAVELという新聞に、「一日2キロは歩きましょう」という記事が乗っていました。

ロンドンっ子(Londoner)が仮に交通機関を使う代わりに一日2キロを歩いたら、この夏で合わせて273億カロリーを燃焼させることになり、1億個以上のチョコレートバー、あるいは国民一人当たり一日チョコレート二片分(two squares)以上を食べたに相当する効果があるとの記事(7/30)を見つけました。

この推計は、TfL(Transport for London)というロンドン市の交通局が行っているのだそうですが、9月15-16日の「ロンドンを歩く週末」(London Walking Weekend)に向けてのキャンペーンの意味もあるようです。

ロンドン郊外から車を使って通勤している人の半数以上は実は2.5キロの範囲からなのだそうで、25分程度で歩ける距離にいるという調査もあるのだそうです。ロンドンっ子は現在のところは、5人に2人は2キロ歩くことは無いのだそうです。

'2k a day' という基本的な目標を設定し、多くの人に取り組んでもらいたいというのがロンドン市の目論見です。そのために、3年間で1億2600万ポンド(315億円)をロンドンの歩行環境改善に充てる予定があるのだそうです。ロンドン市では、首都ロンドンの探訪のためのリンクも提供しているとのことです。www.tfl.gov.uk/walking

私も趣旨にまったく賛成であり、早速ロンドンを歩いて健康になるために特別のシューズをキングスロードで購入しました。MBTという新技術を使ったウオーキングシューズです。スレンダーなアフリカのマサイ族の歩き方を応用した運動靴です。とても高かったけれども試しに買ってみました。以前、霞ヶ関で後輩が履いていたのをいいなあと思ったことをロンドン市内を歩いていて思い出したからでした。彼はこの靴で目覚しい減量に成功しました。

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Comments

MBT、お買い上げいただきましたか。
一度履いたら手放せなくなるほどいい靴です。
きっと効果が上がると思います。
ロンドンの街をおおいに歩き倒して下さい。

Posted by: 後輩 | August 23, 2007 at 03:28 PM

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