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June 03, 2007

「湧水と蔵」のまちづくり@松本市「翁堂」社長の構想

6月2日妻の実家の松本市で法事があり、我が夫婦と大学2年の長男で出席しました。妻は前日一足先に準備のため松本に行きました。私は、当日、長男と「あずさ」で出掛けました。

息子と列車の旅は久しぶりです。息子はパソコンを持参していたので、何に使うのかと聞くと、パソコンでDVDを見るのだということでした。イヤホーンの片方を貸してもらい、私も一緒に映画を見ることにしました。マーロン・ブランドとアル・パチーノ主演の「ゴッドファーザー」です。

狭い座席の隣同士で、息子と映画を仲良く見ることになるとは思ってもいませんでしたが、今は、パソコンの電源も比較的長持ちし、あずさの往復で「ゴッドファザー」の第1作を見終わりました。本当に久しぶりにこの映画を見ましたが、私も年をとったのか、息子に、当時のアメリカ社会の背景を解説するような立場になってしまいました。ともかくも長旅にはこの様なパソコンの使い方もあるのだと再認識しました。電源の近くに座席を確保することも考えたいと思った次第です。

松本に昼前に到着し、法事まで時間があったので、息子を連れ、「源智の井戸」に行きました。松本は水がよいところだということを知ってもらいたかったからです。私もごく最近まで知らなかったことですが、このような地域の素晴らしい資源は世代を超えて引き継いでおくべきです。070602_11010001

「源智の井戸」の後は、定番の和菓子の「翁堂」の訪問です。案の定、木内基裕社長が「倉の店」の椅子に腰をかけ、庭の剪定に来ていたご近所の子安敞さんとお話をされていました。子安さんは、近くの倉を活用した料理屋も営んでおられるようでした。

息子を連れて参上したのははじめてでした。お店の水ようかんをご馳走になりながら、木内社長のまちづくりの構想を伺いました。「翁堂蔵の店」の周辺には、漆喰の蔵が70個ほどあるのだそうですが、木内社長は、この蔵を巡る回遊式の散歩道を造りたいとのことでした。最近、近くのお寺の湧水が復活し、今は女鳥羽川にそのまま流しているのだけれども、これを街に回遊させ、「湧水と巡る町屋の蔵の探訪」といったまちづくりのコンセプトを実現したいとの熱っぽい話を伺いました。070602_11350001070602_11360001

私からは、最近訪問した新潟県村上市の町屋復活の事例などをご紹介し、木内さんの構想に賛意を表しました。

木内さんのような、家業を引き継ぎ、地元商店街を何とか元気にしたいと日々考えている方とお話をすると、本当にまちづくりの当事者としての責任感を感じます。お話を伺っていると、アイデアや意気込みなどとても刺激を受けます。私のまちづくり観察の「定点観察」の観測点になりつつあります。

我が息子も木内さんと私の「まちづくり談議」のやりとりを聞きながら、多少のインスピレーションを感じたようです。帰りに、翁堂の「利休」という名前の饅頭を買い求めて帰りましたが、普段饅頭は食べない息子も、「とても美味しい」と後でほおばっていました。

法事の機会に、父子ともに良い勉強が出来ました。


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