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May 22, 2007

久高島の国内離島留学

前の週の土曜日に、那覇市で古謝南城景春市長から、久高島の留学センターの活動実績のお話を伺いました。繰り返しになりますが、全国から児童・生徒が集まってきている久高島留学センターの合宿生活の成果は目覚ましく、皆明るく自立して巣立つお話でした。

私からは、総務省のコミュニティ研究会で、現在都市と農村の教育交流の全国展開の構想を温めており、先進事例の久高島の例も参考にさせていただきたいとのコメントを差し上げましたが、古謝市長さんから追加のメールを頂きました。

以下引用します。

神々の島「久高島」は沖縄の人々の精神文化の基層をなす地域で民俗学的にも大変注目されている地域です。久高島留学制度(7年目)は長期的な視点で考えると子供を自立させる意義とこの子達が第2のふるさととして島のアピールそして観光のリピータとして活躍(現在その実情である)することになります。今、廃校寸前まであった学校が地域とともに活力を与えております。宿舎(宝くじ助成)のみの設置で経費も必要なく離島の活性化に大きく貢献する事業でありますのでご支援ご協力を宜しくお願いいたします。 沖縄県南城市 市長古謝(こじゃけいしゅん)」

とても嬉しい感想です。こうした事例は全国各地に散らばっていますが、全国の山村留学は現在800人ほどの規模で行われているに過ぎません。長期の山村留学の効果は絶大なのですが、それを全国展開するのは難しいところです。せめて児童生徒のうちに、一定の期間、共同の宿泊合宿生活により心身とも健康になる機会を与えられるべきです。

この課題を少し掘り下げてみたいと思っています。
           

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Comments

坂本様

阿智村の山村留学もそうですが、確かに目的意識の高い児童生徒が集まっているケースがほとんどの様ですね。久高島のケースも同じだと了解しました。「正確な」表現に訂正します。

いずれにしても、引きこもり」「不登校」という言葉自体が、普遍化しているので、それ自体例外的な事柄だと思えないことも事実です。困ったことですが。

Posted by: むーさん | May 27, 2007 at 05:42 PM

久高島留学センターの坂本と申します。今日偶然そちらのブログを拝見いたしました。そこで、申し上げたいことがございます。古謝市長からどのようなお言葉でお聞きになったかわからないのですが、こちらの施設(久高島留学センター)は引きこもりの子どものためのものではありません。結果的に十数人のうちの数人(一人か二人程度です)が引きこもりの経験者であったり、不登校の経験者(現在のところ数割)であり、そのような子どもも含めて、いわゆる「普通の子」もここで共同生活を送っています。市長のおっしゃるように、ハンディと思われる状態の子が、独特の感性を発揮して自らの存在を際立たせることは目を見張るものがありますが、そうでない子も同様に精一杯の生き様を見せてくれています。「引きこもり」「不登校」の子のための施設というレッテルをとかく貼られることが多いのですが、それを言う側には何らかの意図(やはりインパクト、関心を引く)があるのでしょうが、言われる側の子どもと、一緒にいる周りの子にメリットは一つもありません。「なかには引きこもりの子もいる」と言うのが事実であるので、よろしければ訂正をお願いいたします。

Posted by: 坂本清治 | May 25, 2007 at 11:56 PM

すばらしい取り組みですね。

少し、視点は違いますが、私たちの地域でも本年度から「中間教室」の取り組みを全郡対応としました。

いじめ、不登校の事例が、こんな田舎でも……と、意外と多いことに驚いています。

Posted by: 下沢孝一 | May 22, 2007 at 05:52 PM

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