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July 31, 2006

山口武平先生の全国都道府県議長会長ご就任を祝す

茨城時代にお世話になった、山口武平茨城県議会議長が、この度、全国都道府県議長会長に選任されました。任期は、平成18年7月27日から1年間です。

山口武平さんは、その世界では広く知られた超有名人です。県議会議員を50年間務め、昭和49年から茨城県自民党県連幹事長、昭和62年からは県連会長を務め、30年以上に亘って茨城県政会をリードしてきた超実力者です。

現在は、85歳です。世間の水準から見ると「高齢」なのですが、世間的な意味の年齢を全く感じさせない方です。腰はピンと張り、体は引き締まり、頭脳は明晰で、記憶力も驚異的なレベルで、じっくりと相手の目を見て話す話しぶりからも、山口武平氏の凄みが自然に伝わります。人を見る眼も確かで、私の印象は、「人物鑑定士」のような趣を感じました。

私が茨城県の務めていた頃には、一方ならぬお世話を頂き、公私ともどもご指導いただきました。その後もたまにお会いする際には、当時の話などを懐かしく語り合うのが、何よりの楽しみになっていました。

その山口武平氏が、地方6団体の一角を占める都道府県議会議長会の会長にご就任という話を伺い、とても心強く思います。地方分権の動きも、第二期改革に入ることになります。地方自治体の結束力が、今後の制度改革の在り方に大きく影響します。山口先生のリーダーシップがあれば、地方6団体は強く結束し、これまで以上に、政治の要路に適切に働きかけることが可能となると思われます。

政治の世界では世代交代が言われますが、山口先生に限っては、若い政治家・行政マンの指南役として、政治の世界に無くてはならぬ存在のように思われます。経験と智恵のバランスのとれた政治的蓄積の象徴のような人物です。敢えて喩えれば、東洋学の安岡正篤先生か、あるいは、現代風に言えば、スターヲーズの「ヨーダ」のようなイメージです。

時代に変わり目に、巨視的な観点から骨太で適切なアドバイスを頂けそうで、大いに期待できます。ワクワクするような人選で、私にとっては久しぶりの良いニュースでした。

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