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March 26, 2006

子供の巣立ち

3月26日の日曜日は、岳父の月命日で、女房と一緒に、松本の正麟寺に墓参して参りました。彼岸には墓参りが出来なかったので、久しぶりの墓参りに女房も喜んでおりました。

大学受験の終わった長男も、同級生との卒業旅行先の富士山麓から松本に駆けつける予定でしたが、何を思ったか、突如ヒッチハイクを思い立ち、反対方向の鹿児島の知覧まで行ってしまいました。

夜遅くなっても長男が松本に着かないので、心配していると、「現在、山口」、「今は鹿児島」、「明日は知覧」などというお気楽なメールが入りました。受験が終わって緊張の糸が切れたのでしょうか。今までは勝手な行動をすることもなかったのに、急に「飛び出た」のです。

親としては、約束を破ってけしからん、祖父の墓参りを優先すべき、と考えるのが普通で、いくら「聞けわだつみの声」を読んだからといって、知覧までヒッチハイクとは、男の子とは言え、ドッキリとした週末でした。

彼の帰りはまだ未定です。手持ちのお金もたいしてないのにどうやって帰ってくるのでしょうか。誰に似たのか、と、昨晩は責任のなすりつけあい、でした。

子育ては、仕事よりもずっと難しいものだと、思います。そういう趣旨のことを女房に言うと、「何よ、あなたは子育てなんかしてこなかったじゃないの」と即座に反撃されました。

父親としては、「万が一のために、ヒッチハイクの車のナンバープレートをメールしろ」、というくらいがせいぜいでした。

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Comments

「いずこも同じ。」と久しぶりに笑ってしまいました。

15年前の夏のことです。北海道から突然の電話、当時大学2年の長女からです。
彼女曰く、「目の前に礼文島があるのだけれど、そこに渡るお金がないのよね。」
私、「黙って北海道に言ったのはしょうがないとして、どうやってお金を送るんだ!」
娘、「こんなこともあろうかと、キャッシュカードだけは持ってきたの。」
妻は、財布をつかんで郵便局に走りました。

聞けば、その後青森の友達の家で歓待され、十和田湖で野宿し、東京へ戻ったときは浮浪者の集団と間違われかねない状況だったそうです。

おっしゃるように、子育ては大変です。私も子育ては「親と子の戦争」だと思ってやってきました。

そんなこども達2人も、いまや人の親なのですが、なぜか「一人っ子政策」、これじゃ少子化になるはずです。

Posted by: 下沢孝一 | March 31, 2006 at 10:32 AM

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