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February 18, 2006

防災教育の多様なツール開発

2月18日の土曜日の1日、午前11時から午後7時まで、田町の建築会館ホールで、子供向け防災教育実践団体の1年間の活動の成果発表会と翌年度の選定団体の決意表明を聞いてきました。

11月に、本年度の支援団体の中間報告を聞きましたが、その後の実践の結果を伺えました。北は気仙沼から南は鹿児島まで、20団体の実践結果発表でしたが、11月の中間報告の際にいろいろ指摘を受けたことを踏まえ、立派な成果を報告していました。小学校や中学校の学校の現場で着実に防災教育の蓄積が進んでいることがよく分かります。こういう取り組み事例が全国で共有されていくことがこのプロジェクトの狙いです。http://www.bosai-study.net/top.html

2006年度の助成団体は23と少し増えています。どの様に防災教育に取り組むかつもりなのか、について団体の皆様の話を伺いましたが、歌、踊り、演劇、ワークショップ、家族の授業参観、建築士の専門を生かした出前講座、防災を各教科の科目に組み込む教材開発、まち全体のハザードマップの3D化・ジオラマ化、立体マップづくり、中高生による被災者インタビューによる被災経験の風化防止、語り部育成、工業高校生による地域の木材住宅の耐震診断ボランティアなどの様々な新しい防災教育ツールの開発の予定が披露されました。今後の成果が楽しみです。こういうユニークな取り組みのノウハウが共有されていくことは、非常に重要です。

嬉しいことが一つありました。長野県泰阜村のNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターの取り組みが2006年度の支援事業に採択されていることです。これまでは長野県の事例は申し込みがなかったように記憶しています。泰阜村で中学生向けに応急処置などの基礎的ノウハウを訓練するプログラムを企画しているとのことですが、ユニークな手法を開発されることを期待しています。

兵庫県、東京都、神奈川県といった常連の都道府県の他に、これまで申し込みのない地域から手が上がることは、それだけでもチャレンジングなのです。

このプロジェクトの事例発表を聞くたびに、防災に取り組んでいる人たちの気持ちの良さに心が洗われる思いがします。人の命を救うために役立ちたいという気持ちが伝わってきます。損得では測れない世界が消防・防災のボランティアの世界には色濃く残っています。


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