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September 22, 2005

後藤田正晴先生の思い出@ペリー以来

後藤田正晴先生が91歳でお亡くなりになった報に接しました。ふと、昨年末、後藤田先生のところに伺ったことが懐かしく思い出されました。

三位一体核に関するご指導を得るための訪問でしたが、手厳しいご指摘を賜ったことが思い出されます。
http://tokyo-nagano.txt-nifty.com/smutai/2004/11/post_3.html#more

後藤田先生は、霞ヶ関が地方に三位一体改革の案の提示を求めるのは、霞ヶ関が墓穴を掘るものだという論でした。明治以来の官僚制度の中でも無かったじゃないか、と。

その時に、私から、「幕末にはありました。1853年に、ペリーが浦賀に来航し、開国を求める国書を持ってきたときに、時の老中阿部正弘が、諸藩や朝廷に、意見を求めました。それ以来です。」と申し上げました。

後藤田先生は、大笑いでした。「そのあと、幕府は滅びたじゃないか」と。

それに対して私からは、「小泉総理は、『解党宣言』をされておられます」、と申し上げた記憶があります。

今回の衆議院選挙で、まさしく、「解党的」出直しになった自民党は、圧勝しました。今回は形式上の「幕府」は滅びませんでした。しかし、「伝統的な幕藩体制」はひょっとしたら滅びたのかも知れません。

今回の選挙の結果を確認したとき、私は、後藤田先生との会話を思い出しました。そうしたら間もなく、後藤田先生の訃報がニュースで舞い込みました。この選挙結果を後藤田先生はどのようにご覧になったのか、伺っておきたかったという気持ちで一杯です。

心からご冥福をお祈りする次第です。

                         合掌

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