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July 27, 2005

岳父の訃報

7月26日の朝、突然の訃報が舞い込みました。妻の父親、つまり私の岳父が急性心筋梗塞で倒れました。救急車で近くの救急病院に運ばれましたがそのまま永眠。

午前10時過ぎに、女房からの携帯電話がなって分かりました。同僚と議員レクに向かう途中でした。議事堂内の部屋に到着しましたが、レク相手の議員の先生が別の会議が長引き、なかなかお会いできそうもないので、事情を書き記し、出直したい旨の簡単なメモを秘書の女性に託し、職場に戻りました。

女房に連絡し、すぐに実家に戻るように伝えました。元より女房もそのつもりですが、実家が松本で、あいにく台風7号が関東に近づいている折でもあり、中央本線の運休が予想されました。そこで、中央道で私が車で送ることにしました。案の定、午後1番のあずさを最後に中央本線は運休になりました。

中央道は断続的に強い雨が降ったりやんだり。それでも車は空いており、3時間半ほどで目黒の自宅から松本の実家に到着しました。その間、女房はハンケチを鼻にあてたまま無口でした。

女房はこのところ実家に戻る機会が無く、きちんとしたお別れが出来ないままの別離でした。女房が大学卒業時に、当時は別の病気で倒れた父親の看病で、就職もせずに付き添っただけに、思い入れがあるようです。

自宅には夏休み中の高校生の息子二人を残してきました。女房は、出掛ける前に二人の告別式用の服の用意、特急券の手配、不在中の食事の手配などを短い時間の間に済ませて、出掛けました。

私は、職場に訃報を伝え、自宅に戻り、喪服を車に積み込み、女房を連れて出立しました。

今週後半の日程を全てキャンセルし、代理が必要な案件は代理を立て、欠席せざるを得ない案件はその旨伝えました。

松本に到着しましたが、岳父は穏やかな表情で眠っていました。喪主の長男は、親戚方面に連絡に余念がありません。私は、特に役割がありませんでしたが、地元の市民タイムスに載せる葬儀案内を書きました。喪主が、明後日に載せるというので、こういうものは早い方がいいので明日にした方がよいと進言し、その通りになりました。

27日の水曜日は友引なので、通夜は28日の木曜日に、告別式は29日の金曜日ということになりました。とすると、このままいるとなると、4日間休むことになります。流石にこの時期にそれは厳しいので、私はひとまず27日に東京に戻り職場で雑用をこなすことにしました。早朝の松本発の「あずさ」で新宿に戻り、職場で同僚と、週末の打ち合わせを行いました。

無理をお願いして、金曜日に予定されていた会合を来週に延期してもらうことにしました。どうしても私自身が出席したい会合なのです。皆さんを振り回してしまって申し訳なく思いましたが、こればかりは無理をお願いしました。

夕方自宅に帰り、子供達と3人で食事をし、明日の早朝、再度松本に向かいます。子供にとっては肉親のお葬式は初めてです。こうした肉親との永久の別れは、確実に記憶に残る重要な人生の区切りだと思います。

私が初めて葬式というものに接したのは祖父の葬式でした。小学校5年生の時です。担任の先生から、「お祖父さんがお亡くなりになったので直ぐに家に帰るように」と言われたのをいまだに覚えています。ちょうど教室の掃除をしているときでした。木で作った小さな机と椅子を教室の後ろに下げて教室の前を雑巾掛けしている最中でした。その時に、「葬儀は特別なんだ」と子供心に思いました。いろんな世俗の役割がその瞬間免除されるのです。

明日の通夜、明後日の告別式は、子供達にとっても、人の生と死を深く考える機会になることは確実です。母親が家にいなくても、珍しく不平不満を言わずに、洗自分たちで濯物の始末や食器洗いをきちんとしていました。

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衷心よりお悔やみ申し上げます。

Posted by: 海老原典子 | August 01, 2005 at 07:17 PM

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