選挙もバーコードで本人確認の時代
7月3日は東京都議会議員選挙があり、女房と一緒に、目黒学院に設けられた投票所で一票を投じてきました。
選挙の執行の仕方もだいぶ変わってきており、今回の投票では、選挙管理員会から送られてきた投票用紙の引換券にバーコードが付いており、それを投票所のパソコンに繋がれた感知器で確認し、本人確認の上投票用紙を交付するという手続きが採られていました。この方式に接するのは初めてでした。
こちら側からはパソコンの画面を覗けませんでしたが、恐らく本人確認に必要な情報がパソコンの画面上に表示されているものと思われます。
投票行為のなりすましを防ぐために、いろいろ工夫している様子が分かります。選挙もIT時代適応なのです。
さて、地方分権の議論をしている中で、自分が住んでいる都道府県や市区町村の行政運営について、実際どの程度知っているのかと、問われることがあります。東京に勤めている人でも、住居は神奈川や埼玉という人がかなりいます。その人が住居のある市町村のことを何処まで知っているのか、問われたらなかなか答えられないと思います。
私も、恥ずかしいながら、自分の住んでいる目黒区の区長の名前や区の財政規模については、答えられません。せめて選挙の折にでもホームページから情報を得て、認識を新にするくらいです。選挙はその意味で、一つの切っ掛けなのかも知れません。せめて選挙に行くことで住民としての参加意識を高めなくてはなりません。地方行政がおかしくなって困るのは住民である自分たちなのですから。都知事の名前だけ知っているのでは落第です。
The comments to this entry are closed.
Comments
初めまして。表題が目に付きまして、お邪魔しております。選挙のIT化には関心ありまして、視覚障害者用の選挙投票支援装置など開発しています。電子投票はまだ信頼性などで認知されていませんが、いずれATMのようにタッチ画面で投票になります。まだ引換券にバーコードやQRコードなどが使用される程度でしょうが田舎ではまだまだ。でも技術面からも非常に関心あります。
Posted by: 5151 | July 03, 2005 04:50 PM