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May 13, 2005

「領土」博物館

韓国には「独島博物館」という立派な私設博物館があることを職場の韓国通の先輩から教えてもらいました。

そのホームページには「海洋に対する依存度が次第に高まっていく現在は、政治・経済・軍事・学術等多方面において非常に重要な位置を持つ。こういった理由で日本とは現在、領有権を巡って民族の自尊心を掛った尖鋭な葛藤をもたらしている。独島博物館は、独島及び朝鮮海(東海)を巡る関連資料を発掘・収集・研究し、その結果に踏まえて展示・管理・教育・弘報等を行うことにより、日本の独島領有権主張に反駁できる資料や理論の土台を構築すると共に国民の領土意識と民族意識を高めることに建立の目的がある。 」と書かれています。

独島というのは日本では竹島と呼ぶ島のことです。
http://museum.dokdo.go.kr/japanese/asp/museum/mu_information/mu_info01.html

領土問題に関する私設博物館があるといういうことは驚きですが、更にその先輩の話では、韓国に「テーハンミングク マンセー(大韓民国万歳)」というポピュラーなCDがあるとのことです。

その先輩は、このCDを8年ほど前にソウルの書店で購入たのだそうですが、「DJ二徳」という男性4人グループのこのCDは、当時結構売れたのだそうです。

最初は「エーグッカ(愛国歌)」を荘厳に、次は「ドクトヌン ウリ タン(独島は我が領土)」というラップ調の軽快な曲、続いて私も好きな「コヒャンエ ポム(故郷の春)」という国民的愛唱歌が静かに流れ、韓国人の愛郷心(愛国心)はいやがうえにも揺さぶられるものなのだそうです。

「ドクトヌン ウリ タン」の中では、「ハワイは米国領、対馬は日本領、独島は我が領土」という歌詞が繰り返し歌われるのだそうです。したがって、日本が「竹島は日本領だ」と言えば、ほとんど反射的に「そんなら対馬は韓国領だ」という反応が歌の上からも自然に出てくるのだそうです。島根県の「竹島の日条例」に対して馬山市など韓国側の反応がまさにその通りだったのは不思議ではないようです。

日本では、領土問題を教科書できちんと教えていませんが、中国や韓国では、義務教育段階からしっかりと教えている結果、国際法上の非理の議論とは別に、国民意識に大きな差が生じています。
 

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Comments

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Posted by: BC7管理人 | August 14, 2005 at 06:13 AM

戦争を知らない世代のものです。
歴史と領土のことを考えることは憂鬱なことです。「領土」をやかましく言うようになったのは日本では明治のころです。「竹島」については人のいない無人島のこと、韓国の漁師と日本の漁師と慣習的な取り決めがあったはずです。その後時間の経過でその慣習は解らなくなり、戦後ドサクサに韓国軍の常駐が始まり、遠慮深い日本の外務省は地主の請願を無視しつずけて何の交渉も持たなかったから現在に至っているようです。
対馬は日本の領土と認めてくれている割に、韓国漁船の領域侵犯は頻繁に繰り返されていることも嘆かわしいことです。
このような国の間の領土や領海問題を調整する国際機関がないことも問題です。
 歴史的に判断すれば良いだろうと思っても、「何処までさかのぼるか」と言う問題が出てくる。日本の起源は朝鮮半島に関連があるから、任那の日本府を韓国が無視しようとしても、「俺たちは朝鮮人とは違う」と日本の私たちが叫ぼうと、科学的に朝鮮半島の南に住む人「大多数」が日本人であることが証明されている現在どうするのだろう。
 もっと友好的に、時として愛国主義を捨てて、話し合いができるといいんだけれどね。

Posted by: 心象仙人 | June 01, 2005 at 11:38 PM

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