子供用和食器
3月12日の朝日新聞に、「子供にも本格和食器」という特集が組まれており、都内で子供用の和食器が注目を集めている様子がルポされています。
こういう家庭欄的記事は、私は通常読み飛ばしてしまうのですが、文化家庭欄が好きなうちの奥さんがしっかり読んでおり、「あなた、手塚英明さんが載っているわよ」と教えてくれました。手塚英明さんは、私の高校の同期で「ちきりや」という木曽漆器の老舗を継いでいる方です。お店のリンクは以下の通りです。
http://www.chikiriya.co.jp/index.html
記事は、「近頃、子供の手に合った食器選びが浸透してきた」と話すのは漆器職人の手塚英明さん(48)、という紹介から始まり、「木曽漆器の町、長野県楢川村で創業200年という老舗漆器店「ちきりや」の7代目」との手塚さんの背景の説明もあります。
10年前ほどから、子供用食器を作り始め、手の大きさに合わせた汁椀は6種、飯椀6種、箸10種あるのだそうです。
「漆器のぬくもりは、子供にとっても心地いいようです。体が大きくなったらお椀は小鉢にするなどすればずっと使える」というコメントも引用されています。
伝承料理研究家の奥村彪生さんの話も引用されています。「日本は食器の国。材質が豊で種類も多い。近年の「食育」の影響で、こうした日本の伝統が見直されてきた。高級でなくてもいいから、子どもがきちんとした和食器を使うことで文化が継承されていってほしい」
同期に地域文化を伝承する芸術家がいてくれることは、同期の文化的雰囲気が何となく上がり、何やら誇らしくなります。と同時に、よく友人の子どもの誕生祝いなどに何を贈ったらいいか迷うことがありますが、次は子供用の漆器のお椀を贈ってみようかと確かに頭にインプットしました。
将来、自分の孫にそういうプレゼントが出来たら最高です。最早、女房も私も自分自身の子どもの数を追加できる年齢ではなくなったようですから。


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