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December 23, 2004

あの日スヴェルドロフスクで何が起こったか

2001年10月21日付の日本医事新報という雑誌に九州大学の衛生学専門の井上尚秀氏が書いた「あの日スヴェルドロフスクで何が起こったか」という論文が載っております。

1979年生物兵器研究所から炭疽芽胞が周辺地域に漏れる事故があり、1000人を超える人が亡くなった事故をレポートしたものです。

旧ソ連では大陸間弾道ミサイルに装填する炭疽菌をここで作っていたのだそうです。当時のスヴェルドロフスク地区の共産党第一書記はボリスエリツィンで、徹底的に情報隠しをしたようです。

我が国ではこのような事象がきちんと検証され報道されることが何故ないのでしょうか。この研究所は満州に進行したソ連軍が、日本軍から押収した731部隊の組み立て工場から得た設計図を元に作った研究所だったそうです。

自衛隊の元化学部隊の倉田英世という軍事アナリストが、論文の中で、KGBがテロ目的に作ったアタッシュケースに入る携帯型核弾頭が100発程度行方不明になっているということを書いています。ロシアの軍組織が現金目当てに横流しし、テロリストの手に渡っている確率が極めて高いとのことです。米国が、最近ロシアと急速な接近を図っているのもこうした背景の元に情報交換をせざるを得ない環境があるように思われます。

日本は財政問題で過去の債務に苦しめられていますが、軍事という面で見るとより深刻な過去の遺産がごろごろ転がっているのです。

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