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December 24, 2004

マーフィーの法則

「マーフィーの法則」という本が一世を風靡したことがありました。最近、自宅の書棚からこの本を取りだして眺めていますが、思い当たる言葉が沢山あり、日常生活や仕事の上での危機管理の面からも至当な内容だと感じ入りました。

最も有名な法則に、「失敗する可能性のあるものは失敗する」というものがありますが、企業の事件・事故などを引き合いに出すまでもなく、長期的な時間の経過の中で、制度やシステム、設備に欠陥があるものは、いずれ馬脚をあらわすものであることをまざまざと感じました。

「遅かれ早かれ最悪の状況が必ず起きる」のだから、「全てのシステムは想像できる最悪の状況に対応できなければならない」というのがマーフィーの法則の結語なのです。

我々の公的私的生活の中にも同じ状況ががごろごろしております。どうやってリスクを回避していくか、まじめに考える必要があります。

ところで、最近の世相を見るにつけ、人間社会は、「ハンマーを持つ人には全てが釘に見える」という危ない社会です。そして「専門的知識を持たない人ほど意見を述べたがる」理論が妥当する非常に浅薄な社会でもあります。とかく組織のトップは「内部の人材よりも外部の人材がよく見える」ので、その組織の中で苦労している人が多いと思いますが、めげないで生き抜いていくしかありません。

とにかく問題は、「誰が正しいかではなく、誰が権限を掌握しているかが問題」なのですから。「階級組織は浄化槽に似ている。大きな汚物の固まりがいつも上層部に浮かんでいる」と思って、カタルシスを求めれば組織の中で我慢している人も生き抜けるものと思います。

以上、マーフィーの法則にちりばめられた言葉で現代の世相を語って見ました。

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» 本「21世紀版 マーフィーの法則」 [富久亭日乗]
       (アスキー、アーサー・ブロック著、松澤喜好、松澤千昌訳)                         ※  14年前、「失敗する余地のあるものは、失敗する」 というフレーズでで大ブームになった警句集 「マーフィーの法則」の増補改訂版である。 インターネット環境やコンピュータ関連の技術が進歩したのを踏まえ、 IT関連の警句が増えている。  「誰でも、『私は辞任しない』と4回いった場合は、辞任する」 なんていう句は、 安倍内閣の閣僚にぴったり当てはまる。  以下は、わしのお気に入り。機... [Read More]

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